風邪は身体のおそうじ!「風邪を引いたらラッキーと思え」ってどういうこと?

Sponsored Link

できれば、いや、絶対!?引きたくない厄介なものと思われている「風邪」。
ですが、野口整体の考え方では、「風邪を引いたらラッキーと思え」といいます。
また、風邪も引けない身体なんて、イケてないですねぇ、と言った感じ。

では、整体的に風邪を引くことの意味とは?
また、風邪を引いたらどうしたらいいのか、についてご紹介します。

風邪を引くとなぜラッキーなのか?

風邪を引くということは、体のどこかに歪や偏りが生じてそれがとうとう限界に達してしまった状態。そこで咳とかくしゃみとか鼻水とか様々な症状により排泄し、熱をしっかり出しておけば、風邪が終わった頃にはその部分はスッキリきれいに整い、身体も一段と軽く感じられるのです。

ですから、風邪とは人から人へ移るものではなく、必要としている体が引くものだということです。そして風邪をきっかけに体の歪みを調整して直しているので、定期的に風邪を引くことで体をその都度整えていけるということです。

そこで大事なのが、薬で症状を抑えたり熱を下げたりするのではなく、しっかり引ききるということで、これを「経過」というのです。風邪を引いたらすべての症状をしっかり出して経過させなくてはいけないのです。

風邪を引けない身体とは、それだけ鈍っていて感受性が低くなっているということで、実は一般的にいうところの「風邪ひとつ引かない元気な身体」というものはないのですね。その都度解消できなければ歪みは大きくなるばかりということです。

風邪が酷くならいように薬を飲むことは、身体をいたわっているようで、むしろ逆だったのです。良くなろうとして変わり始めている体を無理やり抑え込んでいるということになります。そうすることにより、いつまでも良くならなかったり、また別の部分にしわ寄せがきていつもスッキリしない状態が続いている、なんてこともあるのではないでしょうか。

風邪をきちんと経過させる方法

まずは冷やさないこと。これはずっと昔から言われていることですね。先人たちの言葉どおり、冷えは万病の元といえます。

次に、無理に食べないこと。むしろ、食べたい欲求があっても控えるほうがいいです。これは昔からの考え方とは少し違いますね。「がんばって食べてスタミナつけなさい」とは正反対。消化酵素にエネルギーを使わずに、消化器を休めてあげましょう。そうそう、ちなみに病気になったり怪我をした野生の動物は、一切食べることをやめ、治癒のためにじっとしているだけだそうです。

そして、しっかり熱を上げること。そう。熱を嫌ってはいけません!熱は身体のこわばりを緩めるので、歪みを取るためにとても重要な症状なのです。

しっかり熱を出せば体の中のウィルスも死滅しますし、熱が高ければがん細胞だってやっつけられます。熱って本当はありがたいんです。

熱をサッとあげてなるべく早く風邪を経過して終えたいときに効果的なのが「脚湯」です。以前ご紹介した、「足湯」もいいのですが、「脚湯」はさらにパワフルです。

Sponsored Link

間違っていない?意外と知らない正しい「足湯」のやり方と効果

足湯がくるぶしまでのお湯の深さなのに対して、脚湯は膝上までつかります。

お風呂にお湯を10cm程ためて、膝立ちすれば簡単にできます。温度と時間は足湯と同じで44℃〜46℃で、きっちり6分です。かなり熱いのをがまんしながらつかるくらいが適温です。足の赤くなり方に左右差があれば、赤くなっていない方を2分追加で温めてください。途中温度が下がったら差し湯で一定の温度を保つのもポイントですよ。

かなり強力なので、終わったらきちんと水分を補給して、冷やさないようにして体を休めてください。しばらくは体がダルくてどうなるかと不安になるかもしれませんが、これも風邪の経過段階のひとつですのでどうか焦らずに自分の身体を信じてじっくり向き合ってください。

それから早くて数時間後には、うそのように体が軽くなっていくのを体感できるでしょう。

熱が上がってきたところに、さらに熱を上げるようにするのでけっこうしんどい荒療治になりますが、風邪薬で抑えてだらだら長引かせずに、一番スッキリ早く風邪を経過させる方法ではないかと思います。

おわりに

風邪は身体が必要としているから引くのだと言うことを知り、私たちの身体とは私たちが思っている以上に常に必要な方向へ働いているのだなと感心してしまいます。

それから、現代の私たちの生活はいかにその体の働きを無視してたり逆行したりして、自分自身を大切にしていないかということも感じさせられます。

身体がほんとうに必要としていることに気づける洞察力を身につけたいものです。

Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする