一度着るとハマってしまう!藍染の洋服の魅力と取扱方法

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『藍染』と聞くとついついおばあちゃんの着物リメイクの洋服とか着物や浴衣など和服のイメージが大きいと思いますが、そればかりではありません。

藍染を使ったTシャツやブラウス、ワンピースなど若い人がおしゃれに着こなすトレンドを取り入れたデザインはナチュラルな大人スタイルを好む人たちにとても人気です。

特にここ数年ではニューヨークなど、海外のブランドでも藍染のアイテムを大々的に起用するなど、『JAPAN BLUE』と称され世界的にも注目を浴びていますね。

私も一度使ってハマってしまった藍染の魅力とその取扱方法についてご紹介します!

藍染とは?

藍染の中でも『本藍染』と呼ばれるものは、蓼藍という植物をふすまや灰汁を用いて醗酵させたもので、何度もくりかえし糸や生地を染色する方法で作られたものです。
それはそれは長い時間と手間をかけられた正真正銘の藍染でまさに職人技。

現在私たちが気軽に使える藍染は藍の植物と還元剤などで醗酵の過程を短縮させ、ある程度量産できるようにされた染色方法により作られています。
しかし植物染めには変わりなくその深い藍色は化学物質で染められた色とは全く別ものです。
また、何度もくりかえし糸を染め液に通して、徐々に薄い青から濃く深い藍色に染める過程を経て丁寧に手間暇かけて作られています。

藍染の洋服の魅力

私が最初に藍染の洋服に出会ったのは「Pal’las Palace(パラスパレス)」というブランドのものでした。
ショップの店員の方が、店頭の藍染のTシャツやジーンズと、それぞれの2年使い込んで色の変化したものを同時に見せてくれました。
新品の濃い藍色もとても綺麗だったのですが、私にとっては使い込んだものの方が断然ステキに見えたのです。

店員さん曰く、着用や洗濯によって藍の染料が少しずつ落ちていき、徐々に色が薄くなっていく過程でその人の洗濯方法や着方、汗の成分など様々な要素によって色味の変化や色落ちの加減が変わってくるので、使っている人なりの唯一のものに仕上がるんだそう。

例えば、ジーンズは人それぞれ体型によって着た時に出るシワのラインが違って、そのシワの凸部分が擦れて色が落ちていきますね。(これを「アタリ」と言います。)藍染の独特な色の落ち方や天然染めならではの深い色合いによって立体的な濃淡が出て、奥行きも出てそれがとてもかっこよく仕上がっているのです。それでもまだ2年の着用期間なのでこれからもっと変化するのを楽しみにしているんだそう。

色の変化を楽しみながら丁寧に扱っていれば、飽きず長くに使い続けられるというわけです。

洋服は使えば使うほど型崩れや色落ちしてすぐに買い換えなければいけないもの、という私の中での前提が覆され、全く新しい世界に出会った気持ちで本当にワクワクしたものでした。

それもかれこれ10年ほど昔、若かった私には高い買い物でしたが、10年経ってもなお着続けている、私色に育った藍染の洋服は可愛くて仕方がありません!

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藍染の洋服の取り扱い方

1、藍染の洋服は最初は特に色落ちが激しく、他の大切なものを青く染めてしまわないように注意が必要です。

一度も水を通さずに直接肌に着た場合、肌が青くなります。
また、薄い色のバッグを持って擦れたりするとバッグも青くなりますし、藍染のカーディガンやアウターは中に着たものも擦れた部分が染まってしまいます。特に汗をかいた部分が染まってしまうと後から取りづらくなります。

2、お洗濯は単品で裏返して水で手洗いしましょう。どうしても汚れがきになる場合は中性洗剤を使いましょう。

藍染の色落ち具合を楽しむためには少しずつ色を変化させることがポイントになります。強い洗剤で一気に色を落としてしまうと深い色の変化が楽しめなくなります。また色移りを防ぐため淡色のものとは別に洗いましょう。

3、洗濯後、干す時は裏返した状態で、直射日光の当たらない日陰に干しましょう。

藍染の特徴として、日焼けして色が落ちてしまうということがあります。
干す時だけでなく、ハンガーにかけて収納するときも、光が当たる面だけが日焼けして色落ちしてしまうことがあるので要注意です。長期間使わないときは、黒色の袋に入れて保管すると日焼けの心配もないです。

おわりに

藍染のアイテムの良いところは、どんな色とも相性が良くお互いの色を引き立たせてくれるところ。
赤でも緑でも黄色でも紫でもどんな色も本当によく合い、コーディネイトの幅は思った以上に広く楽しみながら着られます。

またとても日本情緒あふれる深い色の『JAPAN BLUE』は、海外の方へのプレゼントとしてもとても喜ばれますよ。

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